敬老会はじまる
9月の敬老の日を中心に、福田の地域では、地区自治会や単位自治会主催の敬老会が各所で開催されます。
9月11日(日)、「福田北部地区敬老祭」と「本田自治会敬老会」が、盛大に開催されました。
北部地区敬老祭では、小学6年生の子どもたちからのお祝いの言葉、祝賀演芸会としてフラダンスや日本舞踊、ひまわり幼稚園に通う地元の子たちの歌と踊り、津軽三味線、祭囃子を皆さんで楽しみました。老人クラブ会長さんは、お礼の言葉として、「家族や友人との関係を大切に、時代に学び新しい老人になろう、地域に貢献しよう。そのためには何より健康でいること。なかなか難しいが1つでもできることを実践して、来年も元気に敬老会で会いましょう。」とおっしゃっていました。
本田東、本田中、本田西の3自治会合同で行われた敬老会も、地元の皆さんが手づくりで地元のお年寄りの長寿をお祝いする集いとなったそうです。
両敬老会とも、地区長さんや自治会長さん、副自治会長さんをはじめ、民生委員、福祉委員、保健委員などの委員の皆さんやボランティアの皆さんが中心になって企画されています。次の週末には、多くの自治会で同様の敬老行事が開かれます。
敬老の日は、お年寄りを敬いその知恵を地域づくりに生かそうといういう趣旨で、昭和22年の兵庫県のある村から始まったそうです。いま、改めてそうした地域の皆さんの思いが形になっているのだと思います。市町村合併前は行政等が主催の敬老会が行われていましたが、こうした地域の皆さんによる気持ちのこもった手づくりの行事にはかなわないと思います。自治会役員の皆さんのお骨折りもありますが、地域の方同士がお互いの長寿をお祝いし合い、健康を願う、そんな集いが、地域の絆を一層深めるのだろうと思いました。
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