9月4日(日)、台風による大雨が続いていた日ですが、福田の7地区ごとに開催されてきた「地域の福祉を考える会」が、午前に福田西地区、夜には福田東地区でそれぞれ開催されました。
福田西地区では、自治会長の皆さんをはじめ、民生委員、福祉委員、保健委員などの役員の方などが集まりました。地区社会福祉協議会(地区社協)についての説明を聞いたのち、自治会ごと4グループに分かれて、地域の暮らしの中での課題やこんな地域になるといいといった意見交換を行いました。
福田東地区では、西地区と同じく各委員の皆さんに加え、子供会や老人クラブの役員の方も加わり、地域の福祉について、普段感じていらっしゃる事などの意見を出し合い、お互い共有する時間を持ちました。自治会の実情によって様々な課題がある一方、地区としての共通課題もあることが確認できました。
この2地区をはじめ福田地域全7地区での懇談会でいただいたさまざまなご意見は、これから福田で立ち上げを目指している「地区社会福祉協議会(地区社協)」の活動内容等に反映されます。
この「地区社協」というのは、地域の支え合いを、個人や特定の委員さんだけでなく、地域ぐるみで行うことを目的とした、住民による組織です。福田がみんなにとってより暮らしやすい町になるように、この組織を一つの手段として、絆を再構築して、ともに支え合えるまちを目指そうというものです。子どももお年寄りも、障害があってもなくても、皆が幸せに暮らせるように、助け合う中でできることには何か。住民主体の地区社協と、行政や市社協、包括支援センター等の機関とのネットワークで解決できることは何か。今後、地区社協の活動内容や組織作りが進められます。自治会や民生委員、福祉委員の代表らで組織されている会議で、その話し合いがされます。地域の皆様には、この話し合いの内容をお伝えし、さらに意見をいただく機会を持っていきたいと思います。