「地区社会福祉協議会(地区社協)」と聞くと、なんだか難しいことを行っている組織と思われがちですが、そうではありません。
「ご近所同士が助け合うこと、絆を大切にすること」
と聞けば、何となく、自治会活動や福祉・ボランティア活動なども含まれるのかな…と想像して浮かんでくるのではないでしょうか。従来からあるそれらの活動を、各自治会や団体の点だけでなく、線や面としてつなげる住民主体の組織、それが「地区社協」です。

支援を必要とする方やその家族が、住み慣れた地域・家庭で自立した生活を送り続けるためには、福祉・保健・医療の専門機関による公的サービスの提供が必要ですが、それだけでは日常的な支援に限界があります。
これを補うためには、それぞれの地域で、さまざまな活動に関わる人が連携し、横につながる体制をつくり、専門機関と連携して支援活動を展開することが求められます。
このような、住民の力で運営する地域福祉組織を「地区社協」と呼んでいます。
地区社協は会則を定め、会長、副会長、事務担当、会計担当を選任し、庶務や組織運営の予算管理も住民主体で行います。
磐田市内では自治会連合会の地区単位を基準に組織化が進んでおり、多種多様な活動が展開されています。福田地区では、来年2月に地区社協設立を目指して準備を進めています。
磐田市社会福祉協議会(法人としての専門組織)は、住民組織の地区社協の運営が主体的に行われるための各種支援を行っています。市社協のホームページでは、地区社協のことについて詳しくまとめられています。こちらも参考にご覧ください。
市内地区社協の近況や概要
http://www.iwatashakyo.or.jp/activity/index.html
地区社協ガイドブック
http://www.iwatashakyo.or.jp/activity/documents/index_03.pdf