みなさんは、「地域赤十字奉仕団」をご存知でしょうか?
赤十字のボランティアは、赤十字の使命とする人道的な諸活動を身近な社会の中で実践しようとする方々が集まって結成された組織です。静岡県では、市町ごとに組織する「地域赤十字奉仕団」、青年や学生によって組織する「青年赤十字奉仕団」、アマチュア無線、点訳、救急法、健康生活支援講習、幼児安全法、水上安全法、看護、柔道整復師、青少年赤十字賛助、芸能などの特殊技能をもった人々によって組織される「特殊赤十字奉仕団」があります。また、静岡県支部や血液センターや病院に、個人的に登録をして活動に参加する「防災ボランティア」「献血ボランティア」「病院ボランティア」もあります。
それらの赤十字ボランティアの中でも、地域に根ざした活動をしているのが「地域赤十字奉仕団」です。「赤十字のボランティア活動を通じて地域社会を住みよくしよう」という気持ちを持った方々によって市町の地域ごとに組織され、各地域で計画した活動を行っています。磐田市では「磐田市赤十字奉仕団」ガ組織され、さらに福田地域を範囲に活動しているのが、今回ご紹介する「福田分団」です。
7月2日(金)、市福田支所にて、幼児の救急法講座が開催されました。この講座は、乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得することを目的に実施されました。
身近にあるハンカチとパンストを使った止血法の実習です。
写真右の方が講師としてみえた日赤静岡県支部の指導員さんです。福田の赤十字奉仕団の皆さんは、講座運営や託児のスタッフとして活動し、受講したお母さん方の学びの機会をサポートされました。
託児は、子育て支援センター「ほのぼの」の支援も得ながら、奉仕団メンバーが中心となり行われました。このように地域の関係機関や団体とも連携を深めて活動されています。随時、会員募集もされているとのことです。