ふるさと福田に帰省された方、また逆に磐田からふるさとへ帰省でお出かけされた方、何れにしても夏休みの大切な時間をすごされたと思います。お盆休み近辺で、福田地区のいくつかの自治会では、納涼祭や夏祭りが開催されました。

「心のふるさと」なんて古くさい言葉を、若い子達はあまり使わないかもしれませんが、今風に言うと「コミュニティ」と同義なのかと思います。地域、ご近所、またそれだけでなく、趣味の会、同窓会、仲間、ボランティア団体、サークル活動など、「人と人とのつながり・心の拠り所」となる人間関係が「コミュニティ」なのだ。
若い世代の引きこもりや児童虐待、高齢者の閉じこもりや孤独死・行方不明など、殺伐としたニュースが絶えませんが、「人と人とのつながり」が希薄になっているのが根底にあるといわれています。「つながり=心の拠り所=コミュニティ」にできることが、あるのではないか…。
ふだん、なかなか地域活動に参加できないでいる方も、地域のお祭り等なら、気軽に参加できるきっかけとなるのかなぁと思います。また、もう少し後には防災訓練など、地域ではさまざまな立場の方のボランティア活動・地域活動への参加が求められています。地域活動だけでなく、家族との時間や仲間づくりの活動を大切にすること、その延長に社会貢献も合わせて行えたら、すばらしい生きがいづくりの活動、豊かな人生になるのではないかと思います。
私事ですが、ここ5年の間に何度か引っ越しをしたため、すっかり地域活動から遠ざかってしまいました。仕事の人間関係ばかりになってしまっていたことを反省し、先日、「若者磐田ネットワーク(WIN)」という団体のゴミ拾いの活動とバーベキューの会に参加してきました。半分「中年」に足を踏み入れている年齢なのですが、参加された皆さんの「磐田を元気にしたい」という思いや、仲間づくりを通じて自己実現したいという願いは、年齢に関係なくみんな同じなんだなぁ、と実感した一日でした。