8月17日(火)、10の3番組公民館にて、単位老人クラブ「観音クラブ」の定例会の中で、2つの内容の出前講座(防災講座と交通安全講座)が実施されました。
「観音クラブ」は、5つの自治会(9の1番組、9の2番組、10の1番組、10の2番組、10の3番組)を範囲に、その地区にお住まいのご高齢の皆さんが集まり、毎月定例会を開催して親睦を深めています。
この日は、まずはじめに、福田地区老人クラブ連合会のスポーツ大会や親睦旅行についての連絡事項がありました。
次いで、メインの内容となる「非常食についてと応急処置について」ということで、日赤奉仕団福田支部の皆さんと日赤静岡県支部の方による出前講座が行われました。非常食のアルファ米の五目ごはん作りの実演、タオルや手ぬぐいなど日常手元にあるものを利用しての応急処置方法についての説明がされました。福田の中心部の住宅密集地にお住まいの皆さんなので、特に災害に対する関心が高いようで、とても熱心に耳を傾け、実演に注目されていました。
アルファ米の五目御飯づくりの実演。防災用50人分のセットです。お湯を注いでフタをして待ちます。
新聞紙を使ったゴミ袋づくり
タオルや手ぬぐいを使った応急処置
アルファ米の試食も兼ねた昼食をはさみ、午後は、磐田警察良交通安全指導員さんによる「交通事故にあわないために」という内容の出前講座でした。観音クラブの地区を国道150号線が横断していて、道路の往来で怖い思いをしたり、実際事故に遭われたお年寄りも過去にあります。交通安全についても、皆さん非常に高い関心を持っておられます。
この観音クラブを始め、地域の多くの単位老人クラブでは、防災や交通安全、防犯など、自分の安全は自分で守る、地域の安全はみんなで守る、ということを活動を通して楽しみながら学び、啓発し、実践されています。楽しく、健やかに、かつ為になる、老人クラブはそんな機会となっているようです。