8月9日(火)、福田地区福祉委員会の研修会が行われました。今回は、民生委員児童委員の皆さんとの合同研修でした。
テーマは、福祉委員と民生委員との連携による、支援が必要な方への「見守り活動」でした。支援が必要な方のうち、一人暮らしのお年寄りを想定して、その方が住み慣れた地域で健康で暮らし続けるために何が必要かを、7地区ごとに分かれてグループワークを行いました。
・その方自身に、心がけてもらうこと
・民生委員や福祉委員としてできること
・地域全体で取り組めること
を考える切り口にして、思いつくままに意見を出し合い、付箋に書き込み、みんなでまとめる作業を行いました。
各地区の発表の中では、「両委員同士の協力が大切である」ということや、「地域だけで解決するのでなく、適切に行政や地域包括支援センターにつなげて、相談窓口を積極的に活用できるようにしよう」、などの意見が出されました。
委員同士や地域ぐるみでできることの例としては、「声掛けや日常の何気ない見守り」「ふれあいサロンなどの交流の機会づくり」「買い物代行などの生活支援」などが挙げられました。
その本人の力(自助)、各委員や地域全体の力(共助)、行政や包括支援センター等の公的サービス(公助)が、一緒になって、その人の暮らしを支えているのだということを、研修を通してみなさん確認されていました。